不要な出社はしなくていい。満員電車を復活させる必要などない

2020年は新型コロナウィルスの影響で生活に対する価値観が変化しました。
感染症を予防するためにも、他人と距離を取り移動は最低限にするなど、経済活動の再開後もこういった習慣は残っていくでしょう。
しかし、その反面で経済活動を再開した途端、元の生活に戻そうとする会社などもあります。
そもそも新型コロナウィルス以前に満員電車などはストレスの原因で無くていいものです。
ある意味、新型コロナウィルスの影響で快適な通勤が可能になりました。
もはやそれがベーシックでも良いはずが、経済活動が再開した途端、不要に出社を求める会社が多すぎます。
出社しなくても仕事が出来るのであれば、当然出社は必須ではありません。
在宅勤務やリモートワークで十分仕事が出来るのであればコロナウィルスは関係なく出社不要です。
このあたり、未だに労働や通勤の本質をはき違えている人事部や経営者が多いです。
実際問題、今は主にリモートワークが可能なIT系企業への転職が活発になっています。
言ってしまえば不要な出社を正当化している会社の理屈は大半が精神論で事実に向き合っていません。
不要な出社を増やしてまた東京の満員電車を増やしても何もメリットはありません。
本当に社員のことを考えているのか疑問な会社がまだまだ多いですね。
新型コロナウィルスからなにも学ばなかったのでしょうか。
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不要な出社はしなくていいのが当たり前
通勤時間は時間の無駄
何度か記事にしていますが、通勤時間は時間の無駄です。
労働者にとっては何も生産性のない時間です。
お金にもならない、ただ時間を浪費するだけの無駄な時間でしかありません。
理由もなく無駄に時間を使う事に生産性も何もありません。
仕事はビジネスなので、当然生産性が重要です。
ここがどれだけ効率化出来ているかで売り上げも変わってきます。
無駄な事は無駄だと切り捨てない限り生産性は上がりません。
つまり、不要な出社を社員に強いている会社は生産性の低い会社なのです。
必要な時、もしくは必要な人だけが出社すればいいのは言うまでもないのです。
通勤時間がどれだけ無駄な時間か考えた方がいいでしょう。
混雑はリスク
出社を再開したことで、都内ではやはり電車の乗車率が上昇しております。
通勤ラッシュ時も、これまでと同じとは言いませんがかなり人ごみになっています。
コロナの渦中と比べると目も当てられないくらい人が出てきてしまっています。
元々、混雑はインフルエンザなどでもリスクがありストレスでもありました。
元々問題だったものが、今回のコロナ騒動で解消されてきたのにも関わらず、また混雑を作るのに加担する会社はいかがでしょうか。
基本的には在宅勤務で、どうしても出社せざるを得ない時に出社した人からすると、とても異常な光景です。
コロナの渦中はリモートでも問題なかった会社が、なぜ緩和された途端に出社を命ずるのでしょうか。
出社を増やすという事は混雑を作る事に加担しますし、それがまた満員電車や混雑のストレスを生み出すのです。
なぜ、こういった発想に自ら至らないのか理解できません。
何度も言いますが、「必要な時だけ出社」すればいいのです。
出社前提の会社は将来性なし
接客業や医療従事者などは出社しないと仕事が出来ないので仕方ありません。
逆に事務系、経理のような仕事やエンジニアは十分在宅勤務やリモートワークが可能です。
出社しなくても良いのに出社前提の会社は将来性がありません。
出社しなければいけないのが設備投資が出来ずIT環境が整備されていないなら経営状態が良くありません。
要は労働環境の整備をするお金や力が無いので出社せざるを得ない会社という事です。
また、無駄な精神論や根性論で出社を強いる会社は言語道断です。
不要な出社は避けるべきで、不要ではない理由があるのであれば十分に説明するべきです。
在宅勤務で生産性が低下すると主張するなら数字で根拠を示すべきで精神論や感覚論で出社を強いている会社は何も考えていないという事です。
つまり、一つの結論としては在宅ワークやリモートワークの出来る会社に転職、就職しましょうということです。
時代遅れの会社に入ってもあまりメリットはありません。
スポンサーリンク最後に
不要な出社とうのは本当に必要がありません。
不要なので、新型コロナウィルスなども関係ありません。
通勤時間と言う無駄な時間が無ければ、睡眠時間も確保出来たりプライベートな時間も増えます。
あえて混雑を増やすことに加担したところでストレス社会に戻ってしまうだけでしょう。
これだけ不要な出社はやめるべきなのに、未だに思考を停止して出社を命じている会社からは離れてしまっていいでしょう。