雑用の押し付けは主体性を奪い能力のある人が出ていく原因。いい加減自分でやればいい

2019年8月19日

雑用には雑用以上の価値はありません。

日本人の特徴として「雑用も仕事」と考えたり「雑用は存在しない」と考えて、無理矢理にでも前向きに捉えるようにするような人がいます。

何度も言いますが「雑用は雑用」でしかありません。

 

雑用のスキルが上がったところで本業のスキルが身につかないなら無意味です。

 

なぜか知りませんが、雑用しないことに怒る人がいます。

若いから、後輩だから、年下だから雑用を引き受けないといけないなどの理由はありません。

批判的な人たちは皆、自分が雑用しなければいけないことに感情的になっているだけです。

 

そして、それは過去の自分を今の若手などに自己投影して批判しているだけです。

 

簡単に言えば「自分はやってきた」のに「今の人はやらない」から不快感を感じています。

自分がやってきたから、その考え方が正しいとは限りません。

また、それこそ職場は仕事をする場所であって雑用ではなく仕事を教えて仕事をしてもらうべきです。

 

新人の能力が低かったり実務能力が低いなら、そこを教育してきちんと能力を伸ばす方が最優先事項のはずです。

 

教育を放棄して誰でも出来る雑用を押し付けて成長するのでしょうか。

今回は雑用の押し付けをやめるべき理由を紹介します。

 

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雑用の押しつけは主体性を奪う

 

自分でやらないといけないと思わせる

そもそも、雑用に限らずに「押しつけ」行為は基本的にNGです。

雑用を後輩に丸投げしている先輩の姿を見て、後輩はどう思うでしょうか。

また、事あるごとに「ああしろこうしろ」と言われてうんざりするのが関の山です。

 

自分が必要なことは自分でやればいいですしその時出来る人がやればいいだけです。

 

それぞれが主体的に行動していれば、自ずと後輩や新人も同じ行動をするようになります。

お願いしてもやってくれないのであれば、誰かがやるしかありません。

仕事を優先的に教え込めば、自然と雑用もするようになることが多いです。

 

仕事を教えてもらえず雑用ばかりで主体的に行動できるようにはなりません。

 

仕事を覚えて、先輩がやっている雑用を「手伝わないとな」と思うようにしないといけません。

最初から雑用ばかりでは仕事においても主体的になれません。

 

無駄だと感じたらそこでおしまい

雑用は、雑用する人が「無駄」だと思った時点で終了です。

終了というのは、「雑用は雑用」で無価値と感じます。

無価値なことに時間を割きたいと思う人はいないはずです。

 

確かに必要な雑用もありますし仕事のためにやらなければいけないことはあります。

 

しかし、明らかに無駄なことをやらせるのは論外だと言えるでしょう。

例えば、打ち合わせに議事録を取らせるために毎回参加させたり、物を取りにいかせたり運ばせたりすることです。

誰がやっても一緒で、必要な人が本来は自分でやるべきです。

 

無駄だと感じたり嫌だと感じる回数が多いほど自分からはやらなくなります。

 

自分からやらないのは当然、主体性がないからです。

なんでもかんでも若い人や新人にやらせるのは絶対にNGです。

 

能力を殺してしまう

雑用ばかりで若い人のバイタリティやモチベーションを奪うことにメリットはありません。

雑用している時間よりも、学習したり経験したりする時間を増やす方が圧倒的に生産的です。

暴力的なことを言ってしまえば、年齢をある程度重ねた人と若い人では学習能力が差があります。

 

一番能力が伸びやすい時期にこそ難しいことなどをやってもらうべきなのです。

 

誰でも出来ることは、何歳になっても出来ます。

若い人が数年たったら年上社員よりも優秀になっている可能性だってあります。

会社や仕事のためを思うなら、若手にこそ早く仕事を覚えてバリバリ働いてもらうべきなのです。

 

若手を軽視して年功序列でしか物を見れない環境で若手が伸びることはありません。

 

年齢や立場に縛られて動きにくいだけの職場になります。

先輩や年齢のせいで主体的に行動出来なくするような環境が正しいと思いますか?

 

給料が低い人は雑用と言う概念

雑用を任せる理由に「一番給料が安いから」という意見があります。

では新人のいない部署で全員キャリアがある場合は、キャリアのある人の中で一番給料が低い人が雑用する事になります。

そうなると、雑用と給料は見合った内容になるでしょうか。

 

それならば雑用専門の派遣社員など雇った方が費用対効果が良いと言えます。

 

日本の労働環境では「なぜか」このような発想になりません。

無理矢理にでも新人に任せる理由づけをして、新人や雑用を押し付けられる側の意見を封殺しようとします。

何度も言いますが「雑用は雑用」であって、全て必要でもなく不要なものもあり、自分が必要なら自分でやればいいだけです。

 

雑用に価値を見出すために時間を使うなら雑用を減らして仕事した方が生産性が高いのなんて言うまでもありません。

 

無駄な事を無駄だと認められない、自分でもやらない、無理やりにでも理由づけして雑用を減らそうとしないのは一体何なのでしょうか。

その感覚自体を理解できない人も多いと思います。

 

 

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雑用の押しつけで優秀な人がやめる

 

古い価値観の人は見限られる

「雑用は若手がやるもの」
「どこの会社も一緒だ」
「出来る仕事がないから雑用を任せている」

 

こんな価値観は古いと思われてしまいます。

このように、若い人は年上の人と比べて気を遣うのが当たり前で、新人だからすべて甘んじて受け入れないといけないのが正しいわけではありません。

だからこそ、優秀な人は辞めてしまいます。

 

優秀だからこそ活躍できる場所を探し自分にあった人と仕事をしようとするのです。

 

優秀ではない人は、言われるがままに現状に服すでしょう。

また、辞めるという決断をすぐに出来る人は自信があったり決断力があるからです。

若い人や新人であっても活躍する若手はたくさんいます。

 

そもそも年齢や立場で業務内容が決まるわけでもありません。

 

不毛なことに付き合うくらいなら、見限って切り捨てた方が楽なのです。

古い価値観を捨てきれない人たちは、新世代には見放されていくのです。

 

時間を有効に使いたいから

新人と言えど、仕事に対して夢や希望を抱いている人もいます。

こんな仕事がしてみたい、あんな仕事をしてみたいと期待感を持っている人もいます。

そこで雑用ばかりで仕事がなかなか上手くできないとフラストレーションを抱えるでしょう。

 

やりたい事の為に経験を積めない時間や学習出来ない時間が無駄に思えてくるのです。

 

雑用ばかりでは「これしたくて入社したわけではない」と思うのが当然です。

それを主張すると「生意気」と思われたり「仕事が出来ないやつが言うな」と否定されてしまいます。

こんな環境で長く勤めたいと思うでしょうか。

 

いち早く目標としている能力や仕事がしたい人によって雑用の経験は無駄な時間になりやすいです。

 

そして、それだけの目標を持っていて、目標まで到達できるのは優秀な人です。

つまり、辞める時点でまだ仕事は未熟でも将来的には貴重な人材だったことの方が多いと思います。

 

雑用があること自体が無駄だから

必要な雑用と必要ではない雑用がありますが、後者はそもそも非効率ゆえの雑用かもしれません。

会議の議事録も音声データがあればいいですし、荷物だって自分あてのものは自分で取りに行けばいいです。

電話なんてその時出れる人が出ればいいだけです。

 

本来、無いはずの雑用を作っている会社や職場は見捨てられてもおかしくありません。

 

なぜなら「当たり前の事」が出来ない人たちと仕事をしても非効率だからです。

それこそ身勝手な「古い価値観」だけでそういった環境を作っているなら、別の環境を求めて当然です。

はっきり言いますが仕事や人間関係のトラブルは「当事者の意識」の問題です。

 

人の意識など簡単に変わるものでもなく主張しても認められない人の方が多いです。

 

性善説で考えてもキリがないので、性悪説で考えて関係そのものを断ち切った方が楽な選択なのです。

「若い人はすぐやめる」と言いますが、そういう価値観の相手に付き合う時間が勿体ないから辞めるのですよ。

 

雑用が出来ない人は仕事が出来ないなんてない

よく勘違いしている人がいますが、雑用ごときで仕事の能力は決まりません。

もし雑用できる人が優秀だと言えるのであれば、そもそも雑用の押しつけ問題は発生しません。

また、もし優秀な人に雑用を押し付けるなら、それこそ能力の無駄遣いです。

 

むしろ、無駄な雑用を効率化して排除して雑用を必要最低限にしている人こそ優秀です。

 

「雑用=無駄」と判断して効率化し、切り捨てられる人の方が圧倒的に優秀なのは言うまでもありません。

「雑用=無駄ではない」と無駄を排除できない人の方が生産性が低くて当然です。

無駄なことを無駄だと判断できずに、非効率なまま仕事をする方が圧倒的に仕事の出来ない人でしょう。

 

雑用に精度を求めるなら自分でやるのが一番良いですし、売り上げにならない雑用の精度を高めてビジネスにメリットはあるのでしょうか。

 

どうでもいいことは失くしたり、さっさと終わらせて本業を優先するべきです。

雑用を雑用として切り捨てられない人の方が、雑用に固執しすぎて能力があるのか心配です。

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まとめ

雑用を押し付けるのははっきり言って古い価値観であってデメリットしかありません。

雑用をして欲しいならいち早く仕事を教え込み、手伝う意識を持たせることが大切です。

主体性があれば、雑用も雑用と思わずに主体的にこなすようになるでしょう。

もし、一切雑用をしない人がいるのであればそれには別の原因があります。

 

少なくとも優秀な人は自分がやるべきこと、自分がやった方が早いことは自分でやります。

ただの年功序列論で他人に雑用を強いるなら、その古臭い考え方で優秀な人材を遠ざけていることを理解しましょう。

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