転職するのがスタンダードな社会で良い理由

2019年3月1日

昨今は転職市場が活発です。

新卒の就職活動も売り手市場で話題になりましたが2019年は少し停滞しそうな気配です。

採用市場が活発なのはとても良い事です。

求職者側にたくさんの選択肢があって悪い事はありません。

 

そして転職市場も活発で転職する人も年々増えています。

 

総務省の転職者数を見ると2018年は「329万人」転職しています。

前年は「311万人」で、前々年は「307万人」と2018年は特に増加したと言えます。

これだけの転職者がいて「一つの会社のみ」で働くのが当たり前だと言えるでしょうか。

 

また転職によるメリットもたくさんあり転職を前提とした方が社会は良くなります。

 

たまに「安易な転職は危険」と言いますが確かに間違ってはいません。

しかし転職しやすい方が労働者にとって良い事は間違いなく、困るのは経営者や人事部門だけです。

むしろ、疑念を抱いて働いていたり、辛いと思いながら働いている人に「転職は危険」と刷り込んで逃げ道を奪う方がどうかしています。

 

転職をスタンダードにすると社会全体が良くなっていく理由を紹介したいと思います。

 

転職しても何も悪くはありません。

そしてそれが当たり前でも良いと思える方が良いでしょう。

 

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転職をスタンダードな社会にする

 

ブラック企業は人が集まらなくなる

転職しやすい社会にすると、ブラック企業からは当然人材が流出します。

「ブラック企業に入ってもすぐ辞めればいい」と思えればどんな会社への入社も気が楽になるでしょう。

耐え難い労働環境や労働時間は転職して捨て去ってしまえば良いのです。

 

ブラック企業から人材が流出するとブラック度はさらに増していきます。

 

そうするとブラック企業からさらに人が流出し、人も集まらなくあります。

必然的に経営が困難になり、潰れる会社も出てくるでしょう。

もし人材流出を止めたい、人を集めたいなら真っ当な会社に変わるしかありません。

 

転職がしやすいとブラック企業が潰れたり労働環境が改善されます。

 

これはとても良い事だと思います。

異常な働き方は社会から淘汰すべきだと思います。

 

労働環境の改善が活発に

働きやすい会社と、もっと働きやすい会社なら後者の方が良いでしょう。

基本的に会社は社員に出来るだけ定着して欲しいと思っています。

しかし、働き方に不満を持ち転職することで初めて会社はきちんと問題に取り組むのではないでしょうか。

 

日本の会社の馬鹿げているところは問題や実害がないと対応できない所です。

 

働き方改革も政府が宣言してから初めて取り組んでいる会社の方が多いのではないでしょうか。

外資系では15年も前に在宅ワークが普及している会社もあります。

かなり遅すぎる対応であって、以前からその存在を知りながらも何もしてこなかったと言えるでしょう。

 

そして働き方に不満をもって退職していく事で、会社は退職者を減らすために改善していくと思います。

 

少子化の影響で若手の人口は40代以上と比べると少ないです。

貴重な人材を流出させないように対策するのは当然の帰結ですね。

 

過労死、鬱、自殺を防げる

転職が用意であれば万が一、仕事で心身が追い込まれてもすぐに逃げることが出来ます。

生活のための仕事であって仕事に命をかけて死んでしまっては本末転倒です。

誰一人として幸せにはなりません。

 

辛い時に逃げやすい社会の方が良く「逃げる」という印象もない社会が理想的です。

 

転職が一般的であれば誰も逃げるなんて思わないと思います。

せいぜい「また転職か」みたいな話だと思います。

しかし、心身を犠牲にしてまで一つの会社にしがみつかなければいけない理由なんてありません。

 

個人の人生と幸福こそを最も重要視するような社会ではないといけません。

 

転職して幸福になる人は幸福な選択を素直に出来た方が良いです。

引け目や罪悪感を感じるような社会では生きにくい社会でしかありません。

 

視野が広い人を増やす

一つの会社にしか勤めていない人は視野が狭い人が多いです。

理由は単純で一つの会社のルールと風習しか知らないためです。

仕事と言ってもやり方はたくさんありますし、業界での常識とその会社でのやり方が一致しているかと言われると、必ずしもそうではありません。

 

視野が狭いと自分の会社を基準に常識を決めつけてしまいます。

 

厳密にいうと視野が狭いというよりは「井の中の蛙」です。

外の世界を知ろうとせず自分の居心地の良さを優先して多様性を失っています。

こういった環境は時代の流れに追いつけず新興企業などに追い抜かれてしまいます。

 

しかし他の会社や多くの企業で仕事をした人はたくさんの環境や取り組みを知っています。

 

転職者が優遇されるケースの大半はこれが理由です。

転職先の企業にはないノウハウや知見を求めての採用です。

もっと視野の広い人を増やすことで新しい事業やサービスも展開できるようになるでしょう。

 

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まとめ

転職がスタンダードな社会の方が良い理由を紹介しました。

転職を批判的に捉えて選択肢を自分たちで狭める人たちは何なのでしょうか。

「職業の自由」を自ら放棄して一体何がしたいのか分かりません。

転職がしやすいと異常な労働環境が改善されたり無くなったり、仕事で追いつめられる人も減ります。

さらに視野も広がり社会人としては有意義な経験になる事も多いと思います。

転職に失敗する人も当然いますが、転職せずに失敗も成功も分かりません。

少なくとも転職のしやすい世の中の方が圧倒的に労働者側には良い事しかありません。

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