仕事が精神的に辛い。なぜ仕事のために心や精神が犠牲になるのか

2019年2月28日

日本で度々起こる「過労死」は「karoshi」として世界共通用語となってしまいました。

つまり日本人は仕事で死んでしまうことで有名である事でもあります。

言い方を変えると「死ぬまで働いてしまう」と言えます。

ではなぜそのような事になるのでしょうか。

 

それは精神的な辛さや肉体的な辛さの限界を感じても逃げることが出来ないからです。

 

逃げられない理由は様々ありますが、精神的な理由が多いでしょう。

精神的な葛藤があっても結局は逃げられずに壊れてしまう事があります。

また過労死も問題ですが「精神的苦痛」も問題だと思います。

 

過労死の問題の根底として「死ななければ問題なし」ではないということです。

 

過労に該当しない労働時間でも、精神的に追いつめられて自殺してしまったらどうでしょうか。

確かに「過労死」ではありませんが労働者が「死」しているのは変わりません。

労働時間を減らしても精神的な消耗が強い職場は本質は変わらないと言っていいです。

 

そこでなぜ仕事のために心や精神が磨り減るのかを紹介していきたいと思います。

 

生計を立てるための仕事であり生活に支障が出るのは本来おかしなことです。

少しでも皆が幸福に仕事が出来るような環境になるべきです。

 

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なぜ仕事のために精神や心が犠牲になるのか

 

真面目な人が多いから

日本人は真面目な人が多いです。

おそらく義務教育の指導方法や、お国柄と言ったところでしょう。

どんな困難とも向き合って、理不尽であっても相手の期待に応えようとします。

 

真面目が故に無理をしている人が多いです。

 

真面目であるのはとても良い事ですが、命を危険にさらしてまで仕事に取り組むのはとても真面目だとは言い難いです。

はっきり言ってしまえば「狂っている」と思います。

しかし、真面目が逆に自分自身を仕事に縛り付けてしまい逃げ道を奪っていしまいがちです。

 

思いやりのない人がいるから

精神的に追い込まれる理由は「思いやりのない人」による場合も多いです。

すぐに怒鳴る、理不尽にキレる、他人を傷つけるなど他人を思いやる事の出来ない人がいます。

不平不満は誰にでもありますし、口にする必要のない事は口にせず人間関係を壊さないようにするのが一般的です。

 

ただし、不平不満を一切口にしてはいけないという訳ではありません。

 

不平不満を解消するには主張をした方が良いのは正しいです。

それが正当性のある事や正当性を主張できるならやった方が良いです。

では何がダメなのでしょうか。

 

それはその人ひとりの価値観だけで物事を口にして周囲にストレスを与える行為です。

 

すぐ文句を言う、愚痴をこぼす、表情を曇らすなど精神的に未熟でとても社会人だとは思えない人がいます。

思いやりのない人は周囲を傷つけてストレスばかりを与える害悪です。

 

要求だけは厳しいから

日本で仕事をしていると「要求だけは厳しい」と感じることが多いです。

その最たる例は採用市場ではないでしょうか。

年収に見合った能力や技能以上のスキルや人物像を採用基準している事が多いです。

 

仕事においても顧客の方が一方的に権利や主張をしそれを受注側は受け入れるしかない事が多いです。

 

これもこれで大問題だと思います。

もちろん、緊急性が高かったり社会的な重要度の高い仕事もあります。

そういったケースは要求が厳しくても仕方ありません。

 

しかし些細な仕事でもあっても常に最短の納期やコストカットばかりで要求が厳しく注文も多いです。

 

もう少しゆとりを持った仕事が出来ないのでしょうか。

顧客だからと言って何を言っても良いわけではないと思います。

 

大人が逃げ場を奪うから

日本の悪い文化ですが、誰かが辛い思いをしてもなぜか自を語りだす人が多いです。

辛くて悩みを相談しても「自分もこれだけ苦労した」とか「もっと辛い人もいる」など相手の悩みそっちのけで我慢を強いるような事を言います。

はっきり言いますが、こういう考え方の人がいるから過労死や鬱が減らないのです。

 

辛いと悩んでいる人の辛さを我慢させて何かメリットがあるのでしょうか。

 

根性論であり、ただの精神論では物事は解決しません。

悩んでいる人が求めているのは「解決する方法」です。

こうやって苦しむ人を無理矢理働かせようとするのが日本人の悪習です。

 

このように大人が大人同士で辛い人を追い込み続けるのです。

 

これなら大人にならず無責任と言われようが仕事は放りだして逃げてしまった方が勝ちです。

精神論で逃げ場を奪い他人の精神を壊す悪い大人は消えるべきです。

 

上下関係が厳しすぎるから

自殺に関して言うと、日本は10代や20代など若い世代の自殺率がとても高い国です。

30代以降の方が人工的に多いですが、「比率」で言うと若い世代の方が自ら死を選んでしまう事が多い国です。

もちろん、そこに上下関係が直接原因があるとは言えませんが上下関係のせいで理不尽を被る若手が多いのも事実です。

 

年功序列の考え方が長かったせいで無駄に上下関係が厳しく若い人は仕事がしにくい社会です。

 

本当に「無駄」です。

なぜなら、先に生まれたか後に生まれたかの違いでしかないからです。

そんなもの自分ではコントロール出来ませんし、年齢を理由に何かを無理強いするのはモラハラとしか思えません。

 

年齢や立場で権力を誇張する能無しが多すぎて常に若い世代は自分を押し殺してしまっています。

 

上司や先輩の言う事だから「絶対」などはあり得ません。

反論されて逆ギレするようならもはや人としては信用してはいけない人です。

 

引け目を感じやすいから

繊細な人や気を使い過ぎてしまう人もたくさんいます。

引け目を感じると当然ながら行動には制約がかかってしまいます。

「辞めようかな」と思っても「他の人に申し訳ない」と思ってしまう事で辛い仕事から逃げる選択を出来ずにいる人もいるでしょう。

 

心が優しい人は辛くても逃げ出すことに引け目を感じやすく諦めてしまう事が多いと思います。

 

その結果、心の消耗が続きます。

そして本当に辞める時は「時既に遅し」で病気になってしまっているケースもあります。

真面目さや優しさが裏目に出てしまうのです。

 

ですが辛い状況を遠ざけるのは「逃げる」ではなく「自分を守る」ことです。

 

何も悪い事ではなく、正しい行動です。

他人を心配する優しさも大切ですが、自分の心に従い自分の幸せを考える必要もあります。

 

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まとめ

仕事が精神的に辛くなる理由を紹介してきました。

基本的には真面目な性格や優しい人ほど被害を被りやすい社会だと言えます。

無理強いされる仕事を断れなかったり、厳しい納期であっても真正面から向き合って無理をしてでもこなそうとしてしまいます。

また、無駄な人間関係や性格の悪い人のせいで一方的に傷つけられることもあります。

記事中にも書きましたが本来の「思いやり」が全ての人にあればこのような事態には陥りません。

相手の心を殺す行為も過労死と同じくらい罪深いと思います。

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